2018年07月31日

麗しの中欧11~ウ・ピンカスー~

ヴァルタヴァ川クルーズを終え、カレル橋近くにあるクレメンティヌムへ行く予定でしたが、持病の脊椎管狭窄症の痛みが出てきました。
「健脚自慢」のかみさんでさえも「疲れた、足が痛い」と言います。
中欧旅行も始まったばかりなので、ここは無理をせず、早めに夕食をとってホテルで休むことにしました。

前日プラハ到着が大幅に遅れたため、ピヴニッツェ(チェコのビアホール)へ行けなかったたのが少し心残りでした。
なので、プラハ到着後行こうと考えていたピヴニッツェ、ウ・ピンカスーで念願のプラハビールを思い切り飲みながら夕食をとることにしました。

Staromestska駅から地下鉄A線に乗り、再びMustek駅へ戻ってきました。
お目当てのウ・ピンカスーは意外とスンナリと見つけることが出来ました。
入り口の前にあった記念写真用の看板。
顔のところがくりぬいてあって、ここから顔出して記念写真を撮る日本の名所でもよく見かけるやつです。
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煤けた煉瓦造りの何とも趣のある入り口です。
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まだ6時過ぎだというのに店内はこのように大盛況でした。
ウェイターさんに声を掛けると「満席だ」と言います。
しかし、しばらく店内を見渡して一つだけ空いているテーブルを見つけ、案内してくれました。
ラッキー^^
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古ぼけた煉瓦造りの壁の中は天井がありません。
雨が降ると大変ですねw
この奥にはちゃんとした建物があり、店内でも食事が出来るようです。
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チェコは一人あたりの年間ビール消費量が世界一というビール大国。
何はともあれ、まずはチェコビールです。
ウ・ピンカスーのビールは「ピルスナー・ウルケル」と言って柔らかい口当たりのビールです。
470㎖で45kc。
ということは、何と一杯200円ほどです^^
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ちなみに某サイトによると
ハゲ・薄毛の多い国は、
第1位・・・・チェコ(42.8%)
第2位・・・・スペイン(42.6%)
第3位・・・・ドイツ(41%)
我が国日本の薄毛率は26%で世界第14位でアジア圏では輝く第1位!
それで、ハゲの多い国の共通点は、ビールと肉とコーヒーなんだそうです。
私、3つとも大好きだ><
でも、もう手遅れですよねぇ^^;

さて、お料理の注文ですが、メニューを見てもよく分かりません。
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なので、旅行ガイドブックに掲載されている写真を指さしで注文しました。
この度の旅行で持ってきたガイドブック2冊。
どちらのガイドブックにも「ウ・ピンカスー」が紹介されていました。
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指さしで注文した「チーズのオイル漬け」と「グラーシュ」という伝統的なチェコ料理です。
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この日のランチの時も思いましたが、我々日本人にとってチェコ料理は少々塩辛いようです。
その分ビールもよく進むのですがw

隣のテーブルに男女の若者4人組が座っていたのですが、そのうちの女性が私の旅行ガイドブックを見つけ、「それ、日本の雑誌ね?ちょっと見せて?」と英語で話しかけてきました。
「いいですよ^^。チェコの記事が掲載されていますよ。」と言ってチェコのページを開けて見せてあげました。
「あら、この店が載っているわ。このお店のお料理もビールも美味しいのよねぇ^^」
「このウ・フレークっていうお店もいいわよ^^」
「アコーデオンで演奏もしてくれるんでしょう?でもちょっと遠いからこちらのお店にしたんですよ」と私。
チェコの公用語はチェコ語ですが、若い人やプラハの観光関係者は英語も話せる人が多いようです。
私の英語力は全く大したことがないのですが、大体こういう意味のことを話していたように思います。
チェコビールで酔った勢いでちょいと盛り上がってしまいましたw
後で考えると、彼らの写真を撮らせてもらったら良かったと思いました。

ビールを何杯かお代わりして、支払いはチップ込みで500kc。
2000円ちょっとです。お安い^^

宿泊ホテルまでは歩いて帰れない距離ではありませんが、酔っ払っているので地下鉄で最寄りの駅まで帰りました。
これで「24時間フリーチケット」を使って4回乗車したことになりました。
5回以上の乗車で元がとれるのですが、色々な手間を考えるとこれが正解だったと思います。
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2018年07月30日

麗しの中欧10~ヴァルタヴァ川クルーズ②~

同じ船会社のボートとすれ違いました。
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さらにクルーズはヴァルタヴァ川へと続く運河へと入っていきます。
小さなボートなので、狭い運河へも入っていくことが出来るのですね。
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こんな動物たちも間近に見ることが出来ました。
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こちらはビーバーですかね?
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ボートは再びヴァルタヴァ川の本流へ戻ります。
水辺で集う若者達。
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こちらではカヌー遊び。
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今年の7月、西日本豪雨により死者150人を超えるという大きな被害をもたらしました。
船長さんが途中で写真を見せて説明してくれたのですが、2002年と2013年に起こった中欧大洪水でこのあたりもヴァルタヴァ川が氾濫し、大きな被害をもたらしたそうです。
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ここのレストランも冠水し、閉鎖になったそうです。
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当時、プラハでは復旧までに数ヶ月かかったのだとか・・・・
このたびの西日本豪雨からの一日も早い完全復旧を願っております。

およそ1時間のクルーズを終え、もとの船着き場へ到着。
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プラハの美しい町並みはもちろんのこと、色々なヴァルタヴァ川の様子を見ることが出来て楽しかったです。
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2018年07月29日

麗しの中欧9~ヴァルタヴァ川クルーズ①~

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今回のツアーでは、プラハ、ウィーン、ブダペストの3都市で半日のフリータイムが設定されていました。
なので、プラハではミューシャ美術館→クレメンティヌム→ヴァルタヴァ川クルーズと廻り、最後はウ・ピンカスーで夕食を食べようなんて計画していました。

まず、市内を移動するために、市民会館前のスタンドで市内公共機関共通チケットを購入しました。
一回乗車券(24kc)も購入することができますが、券売機がない駅があったりおつりが出ない券売機があったりと、色々面倒そうなので、元をとることが出来ない覚悟で「24時間フリーチケット」(110kc)を購入することにしました。
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市民会館前のNamesti Republiky駅から地下鉄B線に乗り、「ミューシャ美術館」最寄りのMustek駅で下車。
ところがガイドブックの簡単な地図では、お目当ての「ミューシャ美術館」へ行き着くことが出来ませんでした><
朝から歩き通しなので、心が折れてしまいました><;
ここで「ミューシャ美術館」は諦めて、歩かなくても観光できるヴァルタヴァ川クルーズに行くことにしました。
Mustek駅から地下鉄A線に乗り、Staromestska駅で下車。
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Staromestska駅から10分ほど歩くと午前中ツアー観光で渡ったカレル橋が見えてきました。
相変わらず多くの人たちがカレル橋を渡っています。
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カレル橋の下にあるクルーズ船の発着場へ到着。
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クルーズ船といってもレトロな小舟で、乗客が集まると出港するそうです。
1時間のクルーズ+博物館入場券+ドリンク・アイス付きで360kc(1500円ほど)でした。
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スタッフは、このような格好いいセーラー服姿。
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人気のクルーズらしくどんどんお客が増え、すぐに出港となりました。
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船長さん^^
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この船内では日本人は我々2人だけでしたが、船内からのガイドはイヤホンで日本語の説明を聞くことが出来ました。
チャンネルを「JPN」に合わせてっと・・・
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カレル橋のアーチをくぐるところ。
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橋を渡っているときは橋の全体は見えないのですが、船からだとこのように橋の構造がよくわかります。
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プラハ城もきれいに見えます。
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名前は分かりませんが、他にもこんな素敵な建物を見ることが出来ました。
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カレル橋は歩行者専用ですが、隣のマーネス橋にはトラムも走っています。
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さらに北上し、こちらは鉄で出来たチェフ橋。
このあたりはユダヤ人街。
今回の旅行では行くことができませんでしたが、このあたりには世界遺産の旧ユダヤ人墓地や新旧シナゴーグがあります。
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このあとボートは狭い運河へと入っていきます。
次稿へ~
posted by OZMA at 08:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする