普段私はテレビやDVDなどはあまり観ないのですが、この際あきらめてDVDを観る機会にしようと思いました。
昨年、「坂の上の曇」(文春文庫:全8巻)を読破しました。
「坂の上の曇」は、司馬遼太郎の歴史小説で、明治維新を成功させて近代国家として歩み出し、日露戦争勝利に至るまでの勃興期の明治日本を描いたものです。中学校や高校で勉強した近代日本の歩みがとてもよく分かりました。
そこで、以前から観てみたいと思っていた、NHKの大河ドラマ「坂の上の雲」をレンタルショップで借りてきました。
このDVDは全13巻もあるのですが、2週間で3回に分けてレンタルして観ました。
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「坂の上の曇」
2009年11月29日から2011年12月25日まで足掛け3年に亘ってNHKで放送されたテレビドラマの特別番組。
出演:本木雅弘・阿部寛・香川照之 他
<あらすじ>
維新を経て新国家に生まれ変わった日本が、欧米列強にさかんに学びながら近代国家としての体制を整えてゆき、日清戦争など幾多の困難を乗り越えて、ついには日露戦争においてロシア帝国を破るまでを扱う。
旧伊予国(愛媛県)松山出身で、日本陸軍における騎兵部隊の創設者である秋山好古、その実弟で海軍における海戦戦術の創案者である秋山真之、真之の親友で明治の文学史に大きな足跡を残した俳人正岡子規の3人を主人公に、彼らの人生を辿りながら物語が進行する。
プロローグでの主人公の3人。
ここはきっと松山城なのでしょうね。
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秋山好古役の阿部寛。
好古は、最強の名を恣にするロシアのコサック騎兵を見事に討ち破ることに成功し、「日本騎兵の父」と讃えられました。
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秋山真之役の本木雅弘。
真之は、日露戦争では連合艦隊の参謀として海上作戦を一任され、日本海軍の勝利に多大な貢献をして「戦略戦術の天才」と評されました。
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そして、正岡子規役の香川照之。
本物の正岡子規にそっくりですw
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そのほか、伊東四郎 (秋山真之の父)、竹下景子 (秋山真之の母)、渡哲也 (東郷平八郎)、高橋英樹 (児玉源太郎)、柄本明 (乃木希典)、石坂浩二 (山本権兵衛)、西田敏行 (高橋是清)、加藤剛 (伊藤博文)、大杉漣 (陸奥宗光)、竹中直人 (小村寿太郎)など豪華キャスト。
また、語りは何と渡辺謙!
やはり、皆さんお上手なので画面に引き込まれました^^
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大河ドラマは通常1回45分ですが、当作品は1回90分で制作されており、制作費も大河ドラマを上回るケタ違いの規模だったそうです。
また、圧巻が日本海海戦の場面。
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また、連合艦隊の旗艦である戦艦三笠は、原寸大で制作再現されています。
これで臨場感あふれる戦闘場面が撮影することが出来たのですね。
ちなみに私も戦艦三笠を作ってみました。
1/350のスケールですが^^
