法起寺と法隆寺は、世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」の構成資産として登録されています。
まずは、法起寺へ向かいました。
法隆寺は何度も訪れているのですが、法起寺は初めてでした。
西門から入ります。

法隆寺に比べてずいぶん小さいお寺ですが、間違いなしに「世界遺産」の構成資産です。

法起寺は、現存する日本最古の木造建築物と知られる寺院で、多くの国宝を有し、国内では1ヶ所における国宝建築物・国宝仏像が共に1番多く指定されているそうです。
慶雲3年(706年)創建当時の建築で唯一現存する三重塔(国宝)。


境内の発掘調査によって金堂跡・講堂跡が検出され、中門についても瓦積基壇の跡が検出され、創建当時の伽藍配置が判明しました。
<講堂>

<聖天堂(金堂跡)>

<鐘楼跡>

<南大門>

収納庫には、十一面観音像(重要文化財)をはじめ、多くの仏像が安置されています。

<十一面観音像>
平安時代の作品で、ご本尊。

他の仏像も撮ってみましたが、ガラスに光が反射してあまりうまく撮れませんでした><;



境内の池には蓮の花が咲いていました。



法起寺は初めて訪れましたが、壮大な法隆寺とは対照的で、観光客も少なく、とても風情ある寺院でした。