2016年12月06日
出石城
12月2日(金)
天気が良いので、ぶらりと出石までドライブしてきました。
10時頃自宅を出発して、出石までおよそ2時間。
丁度良いドライブでした。
お店で飲食をするとタダで停めさせてくれるというので、出石そばのお店にクルマを停め、まずは出石城へ向かいました。
出石城は慶長九年(1604)に小出吉秀によって山頂の城を廃して築かれたもので一国一城制による但馬唯一の城です。
城主は小出氏が九代、松平氏一代、仙石氏七代と続き、明治の版籍奉還まで二百七十年間、五万八千石の本城として、また但馬第一の雄藩として威容を誇りました。
登城橋を渡って登城門から入城します。
谷山川は、天然の堀だったようですね。
家臣たちは、この橋を渡り、この門から登城したのですね。
どちらも1994年(平成6年)に復元されたそうです。
登城門をくぐると西の郭跡。
そして、二の丸下の郭跡。
石段を登ると、二の丸上の郭跡。
1968年(昭和63年)に復元された西隅櫓。
石垣に沿ってさらに登っていくと、本丸。
西隅櫓の隣に建っている社殿は、感応殿。
感応殿には、出石藩主仙石氏の祖権兵衛秀久公を祀っています。
公は美濃(岐阜県)の人で、豊臣秀吉に仕えて功があり洲本、高松の城主となり一時勘気を受けて浪人しましたが、小田原攻めで奮戦し小諸城主に返り咲きました。
その豪勇のほどは大盗賊石川五右衛門を捕らえた豪傑として伝説化されているそうです。
西隅櫓に対峙して建っているのは、東隅櫓。
出石城には天守が築かれなかったので、隅櫓が主な防御施設だったようです。
本丸の上には稲荷郭があります。
これは、稲荷郭の高石垣。
なかなか見応えのある石垣です。
稲荷社への参道。
157段の石段に、37基の朱の鳥居の先に稲荷社があり、その先には有子山城跡への登山口があるそうですが、かなり険しそうなので、有子山城跡へ行くのは諦めました。
参道を下って三の丸付近まで降りてきました。
あの山が有子山・・・・^^;
やはり有子山城まで行くのは大変なようです。
ロープを使って岩場をよじ登って行くのだとか^^;
三の丸跡。
この辺りには、現在、市営駐車場や区役所が建っています。
この後、出石の城下町を見学しました。
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あるんですねぇ
おそばしか知りませんでした(苦笑)
お城があるところは城下町もお散歩
できるような街並みがあるから
良いですね♪
なかなか良い感じですね♪
行ってみたいです
までは、日本のお城は名の知られた
程度の知識しかありませんでした。
このように紹介されると、日本には
一体幾つの城があったのか、計り知
れない驚きを感じます。
退職後、大河ドラマを見るようにな
ってお城に興味が湧いてくるように
なりました。
出石へ行った一番のお目当ては、この出石城だったのですが、この後城下町を散策して、出石皿そばも堪能しました。
今朝、次稿をUPしましたので、ご覧いただけたらと思います。
宮津からだったら出石は結構近いですが、天候不良で行けなくて残念でしたね。
出石の城下町はそんなに広くないので、数時間で散策することができます。
今度岡山方面へ行かれるときに、立ち寄られたらいかがでしょう?
私もつい数年前までは、お城には全く興味がありませんでした。
お城を見てまわるようになると、近世・中世の日本史にも興味が湧くようになりました^^
石垣が良いです‼
出石城って、全く初耳でしたので、調べました。
豊岡市にあるんですね。
目標の百名城には入って無いんですか?
とまるさんのドイツのお城もすごく良いですが、日本のお城も風情がありますね
残念ながら、出石城は日本100名城には入っていないのですね。
有子山城まで行くのはちょいと難しいですが、稲荷郭まで行くと、素晴らしい眺望を観ることが出来たかも知れません。
ドイツのお城も行ってみたですね。
有子山城までは行かれなかったのですか?
といいつつ、僕も前回出石に行ったときには、山頂までは行かなかったのでした。
今度出石に行くときには、必ず有子山まで登って来たいと思います。
某城情報によると、出石城より有子城のほうが歴史的価値があるのだとか・・・
しかし、有子城跡まではロープを伝って山を登らなければならないそうなので、私にとってはちょいと厳しいです。
家ニスタさんが挑戦されたら、是非記事を拝見したいと思います。